書籍

マスカレード・ホテル東野圭吾|サービス業の方へのおすすめミステリー

マスカレード・ホテル 東野圭吾 シリーズ累計350万部突破!

立ち寄った本屋で映画公開に伴い特設コーナーが設けられており、本の帯に350万部とあったので感心してしまい、東野圭吾さんの作品なので迷いなく手に取りました。

あらすじ

東京都内で3件の予告殺人事件が起きた。事件現場に残された不可解な暗号から、3つの事件は連続殺人事件として捜査される。警視庁の捜査本部は、数列の暗号が次の犯行現場を予告するものであると解読し、第4の殺人は高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測する。

数名の捜査員が、第4の事件を未然に防ぐ為フロントスタッフやベルボーイに扮してホテルに配置され、不慣れなホテルマンとしてのホテル業務に悪戦苦闘しつつ、不審な宿泊客を監視する事を強いられる。捜査一課の刑事・新田浩介は、英語ができる帰国子女であることから、同ホテルのフロントスタッフに扮することになり、新田の補佐・教育係には、優秀なフロントクラークの山岸尚美が任命された。

立場も職業倫理も異なることから、潜入捜査が始まった段階では衝突の多い2人だったが、共にホテルマンとして、時には捜査員としての目線を互いに共有しながら、日常起こるホテル内での悲喜交々の出来事に対峙していくうち、二人の間には信頼と共闘意識が生まれる。そして、捜査本部がこれまでにない厳戒体制を敷いた、ある特別な1日が始まった。

引用   ウィキペディア(Wikipedia)

感想

川の字
ストーリーはまずクレーム対応から始まります。まずこれでいきなり引き込まれました

マスカレードとは仮面舞踏会という意味です。

ホテルという舞台に、素性を隠した様々なお客様が、様々な事情を抱え、様々な思惑を果たそうとする・・・「世の中、色々な人がいる」とくくればそれまでですが、その辺りがとてもリアルに描かれており、今回も作品にすぐ引き込まれました。

事件がどう展開するかという部分での読みすすめていたのですが、途中から、ちょっと癖のある登場人物のお客様にはどう対応したらいいかといった、接客対応を勉強している気分になってきました。

言い換えれば、どうやってクレーム対応・お客様対応をしていくのかを興味津々で読みすすめていました。

その中には、人を洞察する視点や、相手より優位に話を進める駆け引き等が織り交ざり、お客様対応が終わる度にホッとした心境になったのは、私自身がサービス業に従事しているせいでしょうか。

川の字
サービス業に従事している方なら、ホテルマンとしての主人公の振る舞いは勉強になるところが多いと思います

また、主人公二人の奏でる人間関係もうまく描写されています。

東野さん、こういうところの描写、本当にうまいですね。

もちろんストーリーにも引き込まれていくのですが、主人公に思い入れが強くなっていくのも東野作品の魅力だと思います。

クライマックスの展開は・・・いい意味で裏切られましたが、犯人の犯行に至った動機は考えさせられるものがありました。

川の字
今、自分自身の身の回りもマスカレード・・・そんな気分にさせられました

そしてこの曲が何故か頭に広がりました

読み終わった後、妙にリアルな現実に戻されるのも東野作品の醍醐味のように思います。

500ページ弱ありますが、2日で読み終わりました。

シリーズ作品紹介

シリーズ作品もいづれ読んでみようと思います。

-書籍

© 2020 Ralahop(ララホップ)