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蝉(セミ)が鳴かない理由|原因と因果関係を探る

毎年、梅雨が明けるころから少しずつ聞こえ出し、夏に最盛期を迎える夏の風物詩のセミの鳴き声ですが、ここ数年、夏になってもあまり鳴き声が聞こえないと巷で話題になっていることをご存知でしょうか。

一体その原因は何なのでしょうか?

 

原因1 気温との因果関係

セミが鳴かない理由には「気温」との因果関係があると言われており、6月までの平均気温が低い場合に羽化が遅くなる傾向にあることが分かっています。

このためセミが鳴き出す時期が全般的に遅くなり、すぐに秋を迎えてしまうことがセミが鳴かない理由です。

またこの逆で、日中の気温が35度を超えてしまっても鳴かないことが確認されています。

近年、地球温暖化の影響でこれまでになかったゲリラ豪雨や40度近い高温、豪雪など1年を通して気候が乱れています。

5月ごろまでは寒冷前線が停滞しているため気温は上がらず、7月ごろから一気に熱くなり、北海道や東北などでも連日30度を超える日があるなど9月ごろまで全国的に真夏日が続くことが多く、人間や動物が涼しさを求めるようにセミも暑さから身を守るために休養するため鳴かなくなります。

調査によるとセミが鳴く気温は26度から33度くらいと言われていますが、最近ではこの気温を超えることが多くなっているためあまり鳴き声が聞こえなくなっているのです。

原因2 明るさとの因果関係

また、セミは夜になると鳴かなくなりますが、これは気温に加えて「明るさ」との因果関係もあると考えられています。

ほんの10年前までの日本の夏は、昼間暑くて夜になるとぐっと気温が下がっていたため、セミの本能によって昼間は鳴き夜は鳴きませんでした。

しかし、最近では夜になっても気温が下がらず熱帯夜が続くことも多くなったため、本来であれば鳴かないセミが、都市部などの明るい場所では夜でも鳴く様子がメディアなどによって伝えられています。

 

震災の前触れ?

なお、セミが鳴かないのは震災の前触れではないかとも言われていますが、昆虫に震災を感知するとは考えにくいため、やはり気温による影響と考えるのが自然と思われます。

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