ボランティア

ボランティア活動の歴史

ボランティアは自分の生活に余裕が出来た人が慈善事業の意味合いで、普及してきた歴史があります。

天然災害の発生時にはすっかり定着した感があるものの、本来利己的であるべき人間が、あえて利他的な振る舞いに出るに至ったにはそれなりの時代背景があります。

今回は見落としがちなボランティアの期限についての知識を確認しておきましょう。

あなたがボランティアに出るべきか判断にまよった時にも役立つはずです。

そもそもボランティアの起源にさかのぼれば、普段の認識とは異なる次元での背景があることに思いをはせることができるでしょう。

現代では当たり前のように身近なものとなったボランティアは、17世紀のイギリスはスチュアート王朝の時代にさかのぼります。

当時は王政の暴政に反感を持ち革命精神でいきり立っていたピューリタン教徒(清教徒)が活動を盛んにしていたイギリスにあって、自警団として活動していた信徒たちの行動を起源とする一説があります。

自らが信じる信条を実践するための格好の「場」として試練に直面した事態への信徒のあるべき姿を教え諭したのがプリミティブな姿と現代にでは認識されているのです。

そして時代はくだり産業革命後の技術革新と、海軍力に物を言わせて世界各地に覇権をふるった大英帝国の歴史に歩調をあわせるかのように、ボランティア精神が世界各地で浸透するようになりました。

本来は覇権をほしいままにし、世界に君臨するべき立場にあるイギリスで、利他的精神を背骨にしたボランティア精神が醸成を見たのは皮肉な現象ですが、歴史の客観的事象経過はイギリスをもとに発しているのは間違いがないようです。

とくにボランティア活動の興隆をみたのは20世紀初頭の第一次世界対戦直前までの時期とされているのは興味深いと言えるでしょう。

第一次世界大戦では歴史上類例を見ないほどの大量の毒ガス兵器が使用され甚大な人的物的被害をもたらすに至っているからです。

人間が自らの愚かな行為の清算を付ける為に慈善事業に大金を投じると言った逆説的な事象は古今東西、歴史を検証してみればどこにでも観察できる極めてありふれた現象と言って間違いないでしょう。

ところで日本では19世紀末に著名なキリスト教徒の片山潜が導入した「セツルメント運動」がボランティア運動の始まりではと言われています。

第二次世界大戦での敗北を契機に日本社会の状況は大きく変容を遂げましたが、その起源は戦争前の時代までさかのぼるようです。

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