やばい!お金が足りない・・・
60歳で定年を迎え、それからは晴れて自由の身・・・。
「人生100年時代」、「老後2000万必要」ということは分かってはいても、「まあ、なんとかなるだろう・・・」という位にしか思っていませんか?
ただ今あなたが50代で、もうすぐ60歳と間近に迫った定年にこれからの事を考えてみると・・・
公的年金が本格的に受け取れるのは65歳からで、1961(昭和36)年4月2日以降生まれ(女性は5年遅れ)の人は65歳まで無年金です。
それを踏まえて改めて老後の必要資金を計算してみると・・・
本当に最低ラインで生活をして月10万円、これを年換算にすると120万円、これが5年で600万円・・・
つまり、最低600万円は65歳の支給までの5年間で切り崩される計算になります。
これって、かなり痛手ではないでしょうか?
支給がもし70歳になったら、単純に倍の計算で1200万となります。
老後の蓄えは少しでも多いに越したことはないですね。
それにしても70歳まで支給が伸びたら・・・
70歳まで働かねばならないと考えると、仮に20歳から70歳まで50年働き、100年まで生きたとしたら、残りの30年、元気でいられるのか、いつまで生きるのか、さらにいくら必要なのか・・・等色々考えていくと、老後のどんより感が拭えされないですね。
定年後の方かかえって不自由?
収入がなくなると、蓄えだけでの生活範囲となりますので、その蓄えが少ない場合、毎日切り詰めての生活になります。
その場合、これまでそれなりに自由にお金を使っていた方は、一気に切り詰めの生活となる訳で、かえって定年後の方が行動の制約を受ける・・・という事にもなりかねないのです。
そう考えると、将来必要となる金額をしっかり把握しておく事がとても大切になってきます。
とにかく備えましょう!
とはいっても、これまでそれほど貯金をしてこなかった・・・という方もいらっしゃる事でしょう。
過去はもう戻せませんので、今できる事をしっかり実施しましょう。