2019年9月、ついにハーレー・ダビッドソン初のEVバイク「ライブワイヤー」が発売されます。
ハーレーといえば重厚で、いかにも「アメリカらしさ」を体現しているようなクルーザーバイクです。
ハーレー初のEVバイクの発売となりましたが、これまでのハーレーの魅力は引き継がれているのでしょうか。
今回はハーレー初EVバイク「ライブワイヤー」についてわかりやすくご紹介します。
デザインはスタイリッシュに!
一般的なハーレーのイメージといえば、革ジャンにジーンズを履いたライダーが、どかっとシートに腰を下ろして、長距離を優雅に走行しているシーンを思い浮べます。
ところが「ライブワイヤー」の印象は異なります。長距離走行を楽しむクルーザーバイクではなく、どちらかというと加速やスピードを楽しむスポーツ系バイクといった印象です。
おそらくはハーレー傘下だった「ビューエル」のエッセンスを「ライブワイヤー」のデザインに再現しているものと思われます。
「ライブワイヤー」は非常にスタイリッシュに洗練され、ハーレーのEVバイクデビューにはふさわしいデザインに仕上がっています。
EVバイクの常識を超えた加速!最高速度!航続距離!充電時間!
これまでの「EVバイク」に持たれていた一般のユーザーのイメージといえば、
「加速が悪い」
「スピードが出ない」
「遠くに行けない」
「充電に時間がかかり過ぎる」
というものでした。
ところが「ライブワイヤー」はこれまでの常識を全て覆します。
「ライブワイヤー」の加速は、時速0〜約97kmまで、わずか3秒で到達可能です。
最高速度は時速177kmを実現しています。
また航続距離は何とEVバイクでは桁違いの最大235kmも走行が可能です。
さらにこれまでのEVバイクで最も懸念材料であった充電時間が、0%~100%まで60分で高速充電が可能になりました。
EVバイク「ライブワイヤー」の開発は、あの「音」に最もこだわった!
ハーレーといえば忘れてならないのが、お腹に響き渡るようなあの「轟音」です。
ご存知のようにEVバイクのほとんどは「キーン」という高音が発生します。
しかしあの高音ではハーレーユーザーは納得しないでしょう。
実はハーレーのエンジニアたちは、あの「轟音」に変わる、新たなハーレーらしさを感じさせる「音」の開発にかなりの時間をかけたといわれています。
「ライブワイヤー」は「縦置き三相モーター」と「ベベルギヤ」を組み合わせて「モーター音」と「ギヤ鳴り音」をベストマッチングさせることに成功します。
その新たに作られた「音」をハーレーユーザーが聴くと、何とも気分が上がってくるような心地良いモーターサウンドに仕上がっています。
まとめ
ハーレー初EVバイク「ライブワイヤー」は、これまでのハーレーらしさも踏襲しつつ、次の時代のEVモビリティにも十分応えられるように開発されました。
ぜひ一度ハーレー初EVバイク「ライブワイヤー」を体感されてみてはいかがでしょうか。