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ホンダシャドウNV750カスタム!本場アメリカで大人気のバイク!

引用元:

https://www.honda.co.jp/news/1982/2821216n.html 

NV750カスタム

「シャドウ」はアメリカンクルーザースタイルのホンダ製バイクです。

日本人の感覚で造ったアメリカンバイクでしたが、意外にも本場アメリカで高評価を受けることになります。

その後、他の日本のバイクメーカーにも強い影響を与え、ホンダ以外でもアメリカンスタイルのバイクが開発されるきっかけとなりました。

今回は「ホンダ シャドウNV750カスタム 」について詳しくご紹介します。

 

シャドウNV750カスタムの外観(1982年初代モデル) ザ・アメリカンバイク!

引用元:

https://www.autowp.ru/honda/nv_series/113148/pictures/sfdxyd/

NV750 Custom '1982

「シャドウNV750カスタム」のモデルはハーレーダビットソンといわれています。

当時のホンダの技術陣が「アメリカンスタイル」を強く意識したフォルムになっています。

特に縦長レイアウトのラジエター、ティアドロップデザインの小型の燃料タンク、アップされた段付きのリアシート、クルーザータイプを意識したプルバックハンドルなどが採用されました。

「シャドウNV750カスタム」は、日本人から見たステレオタイプな「ザ・アメリカンバイク」に仕上がっています。

 

シャドウNV750カスタムの歴史

「シャドウNV750カスタム」が発売されたのは、1982年12月です。

ただし、日本国内の免許制度の問題から、当初はアメリカ輸出用モデルとして開発されました。

「シャドウNV750カスタム」のベース車は、和製アメリカンロードスポーツモデルがベースとなって設計されています。

さらに翌年には「シャドウNV750カスタム」をベースとした400ccクラスの「NV400カスタム」が発売されます。

ただし「NV400カスタム」は、アメリカンバイクの持ち味のエンジン音と振動を軽減したことが災いとなり販売が伸び悩みます。

一方「シャドウNV750カスタム」の方は、当初アメリカ人からはハーレーダビットソンなどの本格的アメリカンバイクとは別物とイメージされていました。

ところが乗ってみると意外に操作がしやすく、長距離走行にもストレスを低減できたことから、その後アメリカでの販売は順調に推移します。

アメリカで一定の評価を受けたことから、ついに1986年4月に車名「Shadow(シャドウ)」として初めて日本国内で販売されることになります。

また面白いところでは「仮面ライダーキバ」や「仮面ライダーオーズ/OOO」で「Shadow(シャドウ)」の派生モデルがライダーモデルで使用されています。

 

シャドウNV750カスタムのセールスポイント

「シャドウNV750カスタム」のセールスポイントはアメリカ人にとっては、乗りやすい設計をされた「アメリカンバイク」というところです。

またハーレーダビッドソンと比べるとエンジン音と振動が低いことから「アメリカンバイク」のフォルムが好みで、音と振動を低減したバイクが欲しいオーナーにはおすすめです。

 

シャドウ750のサイズ・スペック

引用元:

https://www.honda.co.jp/news/1986/2860409s.html

 

〇シャドウ750(日本仕様 BC-RC44)のサイズ・スペック

全長・全高・全幅

2450× 925 × 1085 mm

乾燥重量

228 kg

排気量

745 cc

燃料消費率

32.9 km/L ( 60 km走行時)

最高出力

33 kw (45 ps) / 5500 rpm

最大トルク

66 N・m (6.7 kg・m) / 3000 rpm

最小回転半径

3.1 m

燃料タンク容量

14 L

航続可能距離

460㎞(概算)

 

まとめ

今回はホンダ「シャドウNV750カスタム 」についてご紹介しました。

シャドウNV750カスタムはアメリカで人気を得たことから、その後日本で発売されるようになりました。

現在では様々な「Shadow(シャドウ)」の派生モデルが発売されています。

ところが初代モデルである「NV750カスタム」は意外にもわずか1代限りで終了しています。

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