健康

脂肪肝の直し方

炭水化物やタンパク質の代謝、アルコールなど有害物質の解毒、胆汁の生成と分泌など人間が生きていくために必要と役割を果たすのが肝臓です。

その肝臓の周りに、脂肪がついてしまうと機能が落ちてしまい、重症化すれば肝硬変のように命を落としかねない病気になってしまいます。

脂肪肝になる原因は、乱れた生活習慣のために肥満や糖尿病になってしまう、お酒を飲み過ぎたということが考えられます。

であるならば、脂肪肝を直すためには、それらの原因を取り除けばいいということになります。

効果的な改善方法としえては、まず肥満や糖尿病などは運動をして燃焼をさせる、肉や揚げ物ばかりの偏った食事は見直して不足しがちなビタミンやミネラルなどが詰まった野菜・海藻などを積極的に摂取する、といったことをやっていきます。

肝臓の周りについた脂肪を燃焼させるための運動は、呼吸をせずに瞬発的に力を発揮する無酸素運動よりも、呼吸をして時間を掛けて体を動かす有酸素運動が最適です。

代表的な有酸素運動としては、水泳やウォーキング、サイクリングなどがあります。有酸素運動は、一般的に20分以上行わないと効果が出ないといわれていますが、それより短い時間であれば全く脂肪の燃焼が行われないわけではありません。

時間がないときには、通勤時間や休憩時間を利用して最大限の運動をするだけでもある程度の改善は期待できます。

そしてお酒の飲み過ぎが原因であるときには、禁酒をすることを第一に考えなければいけません。

では、禁酒はどうすれば出来るのかというと、意志の力だけでも成し遂げる人はいますが脂肪肝になっている状況で、それが可能になるのかは疑問です。

であれば、確実に禁酒をしたいのであればアルコール依存症を治療する専門外来に通うことも方法の一つです。

認知行動療法や抗酒薬などを用いて治療をしていき健康な体を取り戻していきます。重症であれば入院をして治療をすることもあります。

-健康

© 2024 Smart long life