引用先:https://www.oikiiin.com/ear-painful/
あなたは今、耳鳴りに悩まされてはいませんか?
耳をすますと「キーン」「ジー」「ジャー」というように、セミが鳴いているような音が延々と聞こえてはきませんか。
実はそれ「耳鳴り」です。
耳鳴りは意識していると、ずっと鳴りやみません。
ではこの不快な 耳鳴り 一体どうすれば治るのでしょうか。
今回は 耳鳴りとは一体何か 耳鳴りの原因と対処法についてわかりやすくご紹介します。
耳鳴りには 一体どんな症状が現れるのか?
引用元:https://www.trip-attendant.com/airport-airplane/ear-clearing-and-earplug/
耳鳴りの症状は 人によって異なります。
一般的には「キーン」「ジー」「ジャー」といった共鳴音が継続して続きます。
まるで「ノイズ(雑音)」のようであり、意識していると不快に感じてきます。
一般的には「キーン」という 高音の金属音が多いといわれています。
また耳鳴りは意識すると聞こえ、意識しないと聞こえない という特徴があります。
耳鳴りの原因は一体何か?
ほとんどの耳鼻咽喉科に行っても、耳鳴りの原因や対処法を はっきりとは答えてはくれません。
お医者さんからは「耳鳴りは、年をとると誰でもかかります。うまく付き合っていきましょう」といわれます。
ところが最新の研究では、耳鳴りのメカニズムが解明されました。
耳鳴りの根本的の原因は「老化からくる難聴」です。
ただし難聴といっても、実年齢は関係ありません。若い人でもなります。
人が音を感じるメカニズム
こちらでは人が音を感じるメカニズムについて簡単にご説明します。
人は音を、以下の流れで「音」と感じます。
音が発生 → 鼓膜 → 蝸牛(かぎゅう) → 脳 → 人が音を感じる
実際に音が発生して、鼓膜に伝わり、蝸牛(かぎゅう)で「電気信号」に変えられ、その「電気信号」が脳へ送られることで、人が「音が発生している」と感じることができます。
以上が正常な音の伝わり方です。
耳鳴りが発生するメカニズムとは?
こちらでは耳鳴りが発生するメカニズムについてご説明します。
耳鳴りが発生する直接の原因は「蝸牛(かぎゅう) の老化」です。
蝸牛(かぎゅう) は、低音域、中音域、高音域の3つの音域を「電気信号」に変え、脳に送信しています。
例えば高音域を「電気信号」に変え、脳へ送信する機能が老化すると「キーン~」という金属音が継続して流れてきます。
この「キーン~」という金属音が、まさに耳鳴りが発生した瞬間です。
「キーン~」という金属音が、発生する根本の理由が「脳」にあります。
「脳」は蝸牛(かぎゅう)から 高音域が届かなくなると、高音域の「電気信号」の感度を上げます。このことが耳鳴りが発生している根本の理由なのです。
例えると「聞こえが悪くなった時に、マイクのボリュームを上げると それまで聞こえなった音まで 聞こえるようになる(音をより拾う)」ということです。
「キーン~」という金属音は、高音域の「電気信号」の感度が上がったことで聞こえるようになった ということなのです。
まとめると耳鳴りとは 本来病気ではなく、「脳」が ある音域の感度を上げているというのが正しい答えです。
耳鳴りの対処法!
耳鳴りの対処法は、しばらくの間「補聴器」を付けて 高音域を聞こえるようにすることです。
高音域が聞こえるようになると「脳」が高音域のボリュームを下げてくれるので、自然と耳鳴りは治ります。
また耳の周りの筋肉が固くなって、血行が悪くなっていることが難聴になっている原因でもあります。
耳の周りをマッサージすることで、難聴が治り、結果的に耳鳴りも治ることもあります。
耳鳴りの改善に効果が期待できる食べ物とは?
耳鳴りは、身体に余分な水分が滞って 発生する症状だといわれています。
よって水分を排泄する働きがある食べ物が有効といわれています。
具体的には、利尿作用がある「わかめ」などが良いでしょう。
まとめ
現在日本では、10人に1人以上の人たちが耳鳴りで、お悩みだといわれています。
ただし耳鳴りは あくまで症状です。耳が聞こえなくなったりする重篤な病気ではありません。
なので、難聴を改善することで、自然と耳鳴りは消えていきます。