引用先 https://moto.webike.net/moto_report/2018/11/17819/
国産バイクの中でも最も知名度が高く、幅広い世代から人気があるのが「モンキー」です。
発売から60年ほど経っていますが、その人気は今だ衰えることがありません。
今回は2018年7月12日に発売された「ホンダ モンキー125」についてご紹介します。
「モンキー125」の外観 スケールアップして帰ってきたモンキー!
引用先 https://www.tamiya-plamodelfactory.co.jp/20190705-jb-001/
2018年7月に「モンキー125」が発売されました。
「モンキー125」は、これまでのモンキーらしさはそのまま残しつつも、大幅に排気量をアップしました。
そのためボディサイズがスケールアップされています。
ただし、遠くから見ても一目でモンキーとわかる唯一無二のフォルムは今回も健在です。
また近くで見るとヘッドライトやメータなどが、昔風のアンティークな仕上がりになっていることから、新しくなって親しみやすさは変わりません。
その、あまりの可愛さにチョイノリでどこかへ出かけたい気分になります。
「モンキー125」の歴史 テーマパークの遊具から日本一の人気バイクへ!
引用元 https://www.autoby.jp/_ct/17094792
1961年(昭和36年)に、モンキーのベースモデル「Z100」が開発されます。
「Z100」自体は、東京都にあった「多摩テック」内で子供用の遊具として開発されたミニバイクでした。
ちなみに「多摩テック」とは、モータースポーツに特化したテーマパークのことです。
「Z100」は当時遊園地にあった、ゴーカートのような位置づけでした。
その後、1967年に現在の「モンキー」に車名を正式変更、日本国内で発売が開始されます。
そしてここから本格的に「モンキー」の歴史が始まります。
1997年2月には、ついに30周年アニバーサリーモデル、2006年12月には40周年スペシャルモデルがそれぞれ発売されます。
そして2017年2月に50周年アニバーサリーモデルが発売されたことを機に、50㏄モデルの販売が終了します。
実際、日本国内で50年以上も製造されたバイクは、ホンダの「スーパーカブ」と「モンキー」くらいなのではないでしょうか。
それほど「モンキー」は日本人に愛されたバイクということがいえます。
「モンキー125」のセールスポイント
引用元 https://www.webcg.net/articles/gallery/38734#image-4
「モンキー125」はスケールアップしたことで3つのセールスポイントを獲得しました。
1つ目がこれまで「モンキー50」ではシート高が660mmでした。
ところが「モンキー125」では775mmになり、約100mm以上も高くなったことで身体が大きい人も乗りやすくなりました。
2つめが「モンキー125」では、エンジンも大きくなり、排気量も約2.5倍になったことでパワーがつき、走りに力強さがつきました。
3つ目がタイヤが8インチから12インチに大きくなったことで、走行時の安定感が高まったことです。
これによりふらつきが減り、ストレート、コーナーどちらも余裕で走行することができるようになりました。
「モンキー125」の各サイズ・スペック・機能
「モンキー125」の全長、全幅、全高は1,710×755×1,030mmです。
シート高は775mm、車両重量は105㎏あります。
燃費は国土交通省届出値で71.0km/hを実現しています。
総排気量は124㏄、最高出力は6.9kW、最大トルク11N・mです。
燃料タンクの容量は5.6Lです。
まとめ
引用元 http://moto-gallery.com/honda/monkey125/
今回は「 モンキー125」についてご紹介しました。
「モンキー50」の販売終了は多くのバイクファンを悲しませました。
ところで、モンキーの50㏄モデルの販売終了には理由があります。
その理由は、現在国内では50㏄クラスが最盛期の10分の1程度の販売台数になったことと、グローバルでは125ccクラス以上がスタンダードだからです。
今回ホンダがモンキーを125㏄クラスから発売した理由は、モンキーが日本だけでなく、これから世界のバイクユーザーから愛されるバイクになると見越してのことではないでしょうか。