健康

心臓の痛み 狭心症と心筋梗塞への対処

心臓の痛みを感じると自分は病気なのではと不安に感じてしまう方が多いです。

胸には心臓をはじめ肺など人間にとって非常に重要な器官が集まっている特徴があるので、心臓の痛みを感じた時にはどのような種類の病名が考えられるのか、適切な対処法をきちんと理解しておくことが大切です。

まず胸あたりの痛みを感じる原因としては、生活習慣の乱れや喫煙、肥満や過度な運動など様々な原因が影響して、心臓や肺などの器官に負担がかかっている可能性が高くなります。

重大な病気の可能性も考えられますが、軽い痛みや痛む頻度が高くないという場合は日常生活に原因が潜んでいる可能性があることを理解しておきましょう。

実際に心臓の痛みが症状としてあらわれる病気には、狭心症や心筋梗塞などの病名が付きます。

狭心症は肥満や喫煙、過度な飲酒や食生活の乱れ、運動不足やストレスといった様々な原因が重なり、体内で血管が固く狭くなることで心臓疾患が起こります。

血液の流れが悪くなると胸の痛みや冠動脈にけいれんが起こるため、胸が締め付けられたり、圧迫されるような痛みが発生することが特徴です。

この症状が進行すると次第に肩や腕、首や下顎、上腕などに広がっていき、痛みの度合いは軽度から中程度だといわれています。

狭心症の対処法としては、寒い日や食後、ストレスを感じた時に痛みを感じやすい特徴を持っているので安静にして心身ともに休ませることが大切です。

痛みは10分以内に収まることが多いので、ストレスを感じさせない余裕をもった生活を送りましょう。

呼吸困難や吐き気、発汗が激しい場合は救急車を呼んで適切な処置を受けることも重要です。

心筋梗塞は血管が詰まってしまうことで起こり、胸の痛みを伴う心臓疾患です。

原因や症状は狭心症と比較的似かよっているため、混同されがちですが心筋梗塞は命に関わる非常に恐ろしい病気のため、適切な対処を行うことが重要となります。

心筋梗塞の特徴の一つには、早朝や夜中など時間や行動に関係なく痛みが生じます。

痛みの特徴としては胸をえぐられるような強烈な痛みがあるため、狭心症と比較しても安静にしたとしても強い痛みは収まらないため、普段感じたことのないような心臓の痛みを感じるならすぐに救急車を呼ぶ必要があります。

狭心症や心筋梗塞は、普段の生活習慣が原因の可能性が非常に高いので、心臓へのリスクを減らすためにも食生活や適度な運動、ストレスの少ない生活をおくるように心がけましょう。

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