引用元:
https://www.honda.co.jp/news/1992/2920220.html
「シービーナナハン」といえば、バイク好きであれば誰もがピンとくるホンダの往年の名車です。
一般的には「教習所で使われていたバイク」といった方がわかりやすいかもしれません。
大型ではあっても、初心者にも乗りやすいバイクといわれていました。
今回はホンダ CB750(シービーナナハン)について詳しくご紹介します。
CB750の外観(2008年モデル) ベーシックなネイキッドタイプのバイク!
引用元:
https://www.weblio.jp/content/CB750・スペシャル
「CB750」の2008年モデルの外観は、1992年の初代モデルと比べても極端な変更はされていません。
いわゆる1990年代のベーシックなネイキッドタイプのフォルムを踏襲したデザインに仕上がっています。
重厚でコンサバティブ(保守的)な雰囲気を持ち、その飾り気のなさとどこかちょっと懐かしさを感じさせてくれる優しいスタイルが、発売当時から現在まで日本人ライダーに愛されていた大きな理由です。
CB750の歴史(車体型式 BC-RC42) CB750Tがベースモデル!
引用元:
初代「CB750」が日本国内で発売されたのは1992年2月です。
元々ホンダの「CB750シリーズ」は「DREAM CB750FOUR」からスタートしています。
ただし「CB750」1992年初代モデルの直接のベースモデルは、通称セブンフィフティと呼ばれた「CB750T」と通称ナイトホークと呼ばれた「NIGHTHAWK750/RC39」の2モデルです。
この2モデルは同じ「CB750シリーズ」のスタンダードモデルでしたが大きな違いがありました。
「CB750T」は、街中やコーナリングに強いヨーロッパ仕様でした。一方「NIGHTHAWK750/RC39」は直線に強いアメリカ仕様です。
日本は、ヨーロッパと道路環境が近いことから「CB750T」モデルが日本仕様として採用されました。
その後「CB750」は通算16年中マイナーチェンジを3回経験します。
そして2008年に生産が終了します。
また1996年9月の運転免許制度改正により、教習車仕様が製造されたことから「CB750」は日本では教習所のバイクとしておなじみになります。
CB750のセールスポイント 初心者に優しい乗りやすいバイク!
「CB750」の一番のセールスポイントは、教習車モデルであったことから、初心者ライダーでも乗りやすいバイクだったことです。
また大型バイクにしては、値段がリーズナブルなところも人気がありました。
しかもベース車が欧米輸出に力を入れていたことから、壊れにくかった点も高評価されています。
CB750のサイズ・スペック
〇CB750 (2007年モデル)のサイズ・スペック
全長・全高・全幅 |
2155 × 1100 × 780mm |
車体重量(装備重量) |
235kg |
排気量 |
747cc |
燃料消費率 |
27.0 km/L ( 60 km/h走行時) |
最高出力 |
75ps(55kw)/8500rpm |
最大トルク |
6.5kg・m(64N・m)/7500rpm |
燃料タンク容量 |
20.0L |
航続可能距離 |
540.0km(概算値) |
まとめ
今回はホンダ CB750についてご紹介しました。
「CB750」はどちらかというと、最近のハイスペックなバイクと対極にあるオーソドックスなタイプのバイクです。
目新しさよりも、バランス感覚が高く、初心者ライダーに優しい頼れるバイクです。
一度でも乗車経験がある人からは高評価の意見が多く、レジェンド的なバイクというよりもフレンドリーな印象を持つバイクといえます。