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キャリアコンサルタント試験|まだ間に合う論述対策|最近の傾向

man and woman talking inside office

キャリアコンサルタント試験を受験する皆様、こんにちは。

今回は、論述対策について記事です。

過去問を見ていくと、これからしばらくの傾向が掴めてきましたのでお伝えします。

ただし、これはあくまでも私自身の傾向分析なので、内容に関しては責任を負いかねますのでご了承願います。

 

これまでの試験の傾向

さて、まずこれまでの過去18回までの試験の傾向について説明します。

まずここで押さえておくべきことは、学科試験と違い、出題パターンはほぼ毎回同じということです。

どういうことかというと、

第2回テストから第18回テストまで、毎回キャリアコンサルタントとクライエント(相談者)の約1ページ分の事例記録(逐語記録)からの出題で構成されています。

ですので、逐語記録からの出題になることは、ほぼ間違いないでしょう。

 

かつそれに対し、

設問1 逐語の空欄Aに、キャリアコンサルタントとしてあなたならどのような応答をするかを記述せよ(10点)

設問2 キャリアコンサルタントとして、あなたが考える相談者の問題を記述せよ(10点)

設問3 この事例に関し、以下の問いに答えよ(30点)

(1)相談者に対しどのような提案を行うか。空欄Bに入る、あなたが考える語句を2つ記述せよ。

(2)(1)のいずれかを選択して、キャリアコンサルタントとしてあなたはこの先、どのような働き方を行うか、具体的に記述せよ。

という問題が第2回試験から第14回試験までは、この内容とほぼ同じ内容で出題されています。

さらには、出題総数は2回から14回まで全部で合わせて5問となっています。

川の字
たった5問だけだと思えば、少しは気が楽になりませんか?
ちょっと待って!ここから先が大事なポイントです!
営業さん

 

そして迎えた直近15回以降の試験においては、上記の設問パターンが少し変わりました。

設問1  相談者がこの面談で相談し たいことは何か。面談記録を手掛かりに記述せよ。(10 点)

設問2  事例記録の下線Bについて、このケースを担当したキャリアコンサルタントがどのよ うな意図で質問を行ったと考えるかを記述せよ。(10 点)

設問3  あなたが考えるCLの問題(1)とその根拠(2)について、CLの言動を通じて、具体的に記述せよ。(20 点)2×10 点

設問4  問3で答えた内容を踏まえ、今後あなたがこのケースを担当するとしたら、どのような 方針でキャリアコンサルティングを進めていくか記述せよ。(10 点)

 

14回までと比較すると、まず設問数が一つ増えましたが、出題数は5問のまま変わっていません。

そして問題の内容を見てみると、これまでとは大きく変わっていないことが分かりますが、より実戦向きに具体的な答えが求められているように思います。

 

対策について

15回以降のこの流れは、しばらく続くものだと見ておいて良いでしょう。

ですので15回以降の過去問題をベースに、答え方のパターン(記述方法)を明確にしておき、あわせて幾つか答えに必要となってくるワードを整理、暗記しておくことが必要でしょう。

それに関しては口頭試問対策にも通ずるところがあると思うので、下の関連記事より「キャリアコンサルタント試験|ロールプレイと口頭試問対策」をご覧ください。

そして何より大事なことは、過去問を何度か実際に書いて解答してみることです。

論述試験では、私も、私のキャリコン仲間も、「時間がギリギリだった。」と答えた人が多かったです。

私のことを言うと、解答のテンプレートを用意して臨んだのですが、それでも時間はギリギリでした。

ですので、何回か時間を測って答案を書いてみる作業を行って下さい。

また解答作成のポイントは、ある程度必要なキーワードをしっかり組み込んで文章にしていくことだと思われます。

そして私のように解答のテンプレートを事前に用意しておけば、最低でも、「書けなかった」ということはなくなると思います。

(一応私はこれでA評価でしたので、全く通じないという戦法ではないかと思いますが、あくまで自己責任でお願いします。)

 

 

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