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【キャリアコンサルタント試験】試験に出る理論家リスト

man and woman talking inside office

キャリアコンサルタント試験の勉強をなされている方、お疲れ様です。

学科の勉強にあたり、「理論家の名前やその理論の内容の覚え方に何かいい方法はないか?」とお思いの方は多いはず。

そこで時系列、テーマに沿って、ちょっとした雑学的な知識を添える事で、記憶に残りやすいよう整理しました。

また、ゴロで覚えられるよう幾つか考えてみました(だいぶ無理があるものがほとんどですが…)。

さらには、過去に出題された理論家のみピックアップしました。

過去問を分析すると、過去に出題された内容が形を変えて改めて出題されていますので、全く出題されていない理論家を覚えるよりかは、出題された人を中心に勉強を進める方が得点アップにつながるかと思います。

 

はじめに キャリアカウンセリングの3つの源流

まずは覚えやすくする為に、キャリアカウンセリングの3つの源流を整理しておきましょう。

覚えようとせず、カウンセリングができた流れがつかめれば良いかと思います。

その1 職業指導運動

20世紀初頭アメリカからスタート(19世紀の産業革命がきっかけ)

→資本主義の急速な発展に伴い、様々な仕事がある中でどのような仕事について、どのような働き方をしたらいいか分からないという状態

→働くことのロールモデル(具体的な考えや行動の模範となる人物)が存在せず、展望が持てずつらい思いをする人が増えてくる

→そこでパーソンズが活動を始める。これが職業指導運動。

 

ポイント

キャリアコンサルタント試験に名前を連ねる理論家の大半は米国人です。

このサイトでは名前横に記載がない限り、アメリカの人物だと認識して下さい。

つまりは、キャリアコンサルタントの源流はアメリカということが言えるでしょう。

 

キーパーソン

パーソンズ

 

その2 教育測定運動 

19世紀末〜 知能検査・適性検査・興味検査・性格検査ができる。

 

キーパーソン 

ソーンダイク

 

その3 精神衛生運動

精神の健康を守るため、社会的に推進することを目指す運動。

 

キーパーソン 

ピアーズ(うつ病で精神科に入院、体験記「わが魂にあうまで」)

マイヤー(精神衛生協会の重鎮)精神衛生者をもっと大事にしよう

 

これらが融合して生まれたキャリアカウンセリング

これら3つの運動が融合しながら、1951年に「カウンセリング心理学」が公式に承認→1960年から1970年にかけて徐々にキャリアカウンセリング、キャリアガイダンスという用語に置きかえられていく

ポイント

試験に出るキャリコンの理論・体系に尽力された先人は、ほぼほぼ1900年代から2000年の100年の間のどこかに関わりがあります。

川の字
日本においてはキャリアコンサルティングはバブル崩壊後、1990年に広がっていく。経済不況に伴い、雇用構造の変化が余儀なくされた結果ですね
そして2000年はリストラの時代→2002年から2008年までは景気拡大→2008年リーマンショック→近年は人手不足と社会背景が刻々と変化しますね
営業さん
川の字
さらに少子高齢化、女性の就業、高齢者の就業、人生100年時代、格差社会・・とさらに移り変わり、その為キャリアの整理の専門家が必要となってきた訳ですね

 

 

次に出題傾向をつかみましょう

キャリアコンサルタントが普及していく背景が分かったことで、少しだけ勉強にとっつきやすくなっていただけていたら何よりです。

さて、過去の出題データを分析します。

過去の出題はこのようになっています。

理論家と出題回数

*1回の中に4問出題されたケースもあります

*第14回テストまで

 

スーパー 25問

シュロスバーグ 20問

シャイン 20問

ホランド 12問

エリクソン 12問

ブリッジズ 11問

クランボルツ 11問

サビカス 11問

ロジャース 11問

レビンソン 9問

ハンセン 8問

キンズバーグ 7問

バンデューラ 7問

ホール 6問

アイビイ 6問

パーソンズ 4問

ジェラット 4問

ロー 1問

ティードマン 1問

ハーズバーグ 1問

 

これで分かるように、スーパー、シェロスバーグ、シャインは絶対おさえておく必要があります。

ホランド以下ジェラットまでも同じようにおさえておく必要があるでしょう。

まずはこの17名を押さえて、ロー、ティードマン、ハーズバーグ他を余裕があれば覚えるといった形をとるのが有効かと思われます。

 

キャリアコンサルタントの軸となる人物はこの方々 6名

では、整理していきます。

17名を覚えるといっても、人物推移は一応押さえておきましょう。

 

生まれた順に並べます。

 

パーソンズウイリアムソンロジャースホランドスーパーシャイン

<覚え方>パウロ ホラ スシ(パウロ ほら 寿司)

 

歴史を辿ると、まずこの6名が軸になっていると考えておきましょう。

もう一度覚え方!

<覚え方>パウロ ホラ スシ(パウロ ほら 寿司) ちょっと強引ですが・・・

あくまで流れをつかむまで。

 

川の字

スーパーとシャインはパーソンズと生きた時代がわずかに重なっていません。

(パーソンズ<1854-1908>、スーパー<1910-1994>)

そう考えると、パーソンズはまさに先駆者なんですね!

 

では、個々に箇条書きでポイント整理していきます。

 

川の字
以下名前の横の番号は、先に述べたおさえるべき17人中の○人目という意味での通し番号です

 

*以下、理論家の名前は上記の出題回数に基づき、黄色マーカーは超重要、赤字は出題数大青字は出題数中で表記してます

 

1 パーソンズ 

□職業指導運動の父

□特性因子論

①自己の適性、興味、能力などを見極める

②様々な職業に求められる資質や報酬などを見定めること

□マッチング

①と②をマッチング

□GATB

 

<覚え方>パーソンズ(ロックバンド)とマッチ(近藤真彦)をご存知の方は、 パーソンズマッチが共演(「と」は特性因子論 「が」はGATB) とでも覚えましょう。

 

ウイリアムソン (一応載せておきます)

□特性因子論を学校カウンセリングに発展させる

□指示的カウンセリング

*ロジャースは「非指示的カウンセリング」

<覚え方>指示管ロジャースがあり

□一言ピックアップ「相手を社会を適応させようとしてカウンセリングするな。社会が間違ってるかも。その人が革命家になるキャリアもあるかもと考えよ

川の字
個人的に彼のこの言葉が好きです

 

関連

キャリアコンサルトの6つのステップ

Q 6つ答えなさい

A 自己理解の支援、仕事理解の支援、自己啓発の支援、意思決定の支援、方策実行の支援、新たな仕事の適応の支援

 

2 ロジャース

□無条件の肯定的配慮

□非指示的カウンセリング

 

3 ホランド

□職業選択理論

□VPI職業興味検査 160の職業の興味の有無

□職業分類辞典(DOT)

川の字
職業の分類がキーワードですね

□RIASEC(リアセック) (R)現実的 (I)研究的 (A)芸術的 (S)社会的 (E)企業的 (C)慣習的

<覚え方>現実 研究 ゲイシャに キシュウ(現実 研究 芸者に奇襲) これも強引です‥

□六角形モデル

□スリーレターコード

 

4 スーパー

⬜︎自己概念(自己は多面的な構造で出来ている)

肯定的自己概念

否定的自己概念

<覚え方>スーパー事故カイ(スーパーで事故かい)

□職業的自己概念 職業的発達段階を提唱 職業発達理論

□職業的適合性

□キャリア発達 14の命題

□キャリアレインボー(9つ) 2つの切り口

・ライフスペース

・ライフステージ

⬜︎マキシサイクル(成長期、探索期、確立期、維持期、解放期)とミニサイクル

 

 

5 シャイン

スーパーとは18歳違い!(スーパーが先輩です)

□キャリアアンカー 8つ

□組織の3次元モデル

□内的キャリア、外的キャリア

□社員の3つのサイクル

・生物学的、社会的サイクル

・仕事・キャリアサイクル

・家族関係サイクル

 

 

スーパーと親交の深い人物 2名

こちらも試験に頻出なので覚えましょう!

6 シュロスバーグ

スーパーのもとで博士号取得 スーパーとは19歳違い!

□転機のタイプ

□3つの支援

心理的、物質的、公的支援

4S点検

①Situation(状況)

②Self(自己)

③Support(支援)

④Strategy(戦略)

<覚え方>ジョー ジ サ セ ン(ジョージ左遷) *サだけ英語に変換

 

 

7 サビカス

スーパーに師事 スーパーとは37歳違い! スーパーとホランドの教え子

□キャリア発達理論やマッチング理論を拡張

キャリア構築理論(社会構築理論をメタ(背景)理論とする)

・ナラティブアプローチ(構築、脱構築、再構築、共同構築)

<覚え方>サビ  構築 ナラ カス(さびた構築ならカス)

3つの概念

「職業的パーソナリティ」「ライフテーマ」「キャリア適合性」(アダプタビリティ)

「キャリア適合性」は4つの次元

「キャリア関心」「キャリア統制」「キャリア好奇心」「キャリア自信

川の字
自分の未来を関心を持って、コントロールをし、好奇心を抱きながら、どんどん自信をつけていく・・・といった感じですね

「21世紀のキャリアは「脱雇用」。地図も羅針盤もない世界で自分のストーリーを生きよう」

川の字
これも名言ですね。「未来は僕らの手の中」ブルーハーツ!

キャリアは自分で作っていく・・これがサビカスですね

 

 

8 ギンズバーグ

スーパーの協力者

⬜︎職業選択が長い過程を経て行われることを最初に示した

 

 

意思決定に関する人物

ではここからは、テーマに沿って整理していきます。

なんとなくですが、アニメ「ワンピース」に出てきそうな名前が多いです。

9 クランボルツ

社会学習理論 人間は学習し続ける存在だ!

計画された偶発性理論(Planned Happenstance Theory) 偶然を必然化することを勧める

・好奇心 ・持続性 ・柔軟性 ・楽観性 ・冒険心

川の字
クルンボルツは様々な学習がキー 出来事から学びキャリアを形成する

色々たくさん学習していこう そうすれば偶然からチャンスがつかめる・・・といったところでしょうか

もがいてチャンスをつかめ!

ロックですね!

営業さん

□意思決定理論

 

10 ハンセン

スーパーの思想を展開

4Lが人生の役割構成

Labor(仕事) Love(愛) Leisure(余暇) Learning(学習)

□総合的人生設計

・キャリアプランの6つの重要な課題

川の字
ハンセンはスーパーを展開したという言い方が本当にあっていると思います

 

11 バンデューラ(カナダ)

□自己効力感を最初に提唱

□機会遭遇理論

 

ロー (一応載せときます)

□早期決定論

親の養育体験が意思決定に関わる

 

12 ジェラット

クルンボルツとテニス仲間

□意思決定モデル

・予測システム ・価値システム ・基準システム

□肯定的(積極的)不確実性の概念

川の字
未来なんて分からない その不確実性を肯定的に受け取ろう・・・といったところでしょうか

 

 

転機に関する理論

さあ、あと残り6人です!!

13 レビンソン

⬜︎人生の四季

 

14 ブリッジズ

⬜︎トランジション(転機)のプロセスの理解

⬜︎トランジションの3段階

1 終焉 2中立圏 3開始

 

 

残り

15 エリクソン

発達に関して

⬜︎アイデンティティ(自我同一性)

⬜︎8つの発達段階と発達課題

青年期 自我同一性対自我同一性拡散

成人期 親密性対孤立

壮年期 世代性対停滞性

老年期 統合性対老年期

 

16 ホール

キャリアに関して

□プティアンキャリア(変幻自在なキャリア)

□アイデンティティ

□アダプタビリティ=適応コンピテンス×適応モチベーション

川の字
ホールは互いに高めあっていく・・・といったところでしょうか

 

17 アイビィ

□マイクロカウンセリング

□折衷主義

特定の理論や技法に固執しない立場

□かかわり行動>かかわり技法>積極的技法>技法の統合

 

 

 

 

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事は第18回試験以降の受験の方に向けて作成しています。

この後も2021年9月位まで、随時更新していきたいと思いますので、時々覗きに来ていただけたら励みになりますのでどうぞよろしくお願いします。

 

また、こちらの記事はブログとしてあくまで趣味で作成しているものです。

テキスト等をしっかり読み込み作成しておりますが、間違えがあるかもしれません。

その場合はブログ下の「お問い合わせ」フォームからお知らせしていただけたら幸いです。

 

【参考文献・参考記事】

・東京リーガルマインド キャリアコンサルタント養成講座 各テキスト

・キャリコン学者年表  つかさまき さん

https://note.com/ukys/n/nab0a08164b7e

・2021年版 国家資格キャリアコンサルタント 合格のトリセツ 学科試験 論点テキスト&予想問題集【過去問無料分析動画付/2級技能士対応】

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