最近頭痛や腰痛がひどいという方、それはもしかしたら血行が悪くなっているサインかもしれません。
血行が悪くなると頭痛や関節痛などの症状が出始め、それがどんどん続いていくと血管に負担がかかり動脈硬化や高血圧につながっていきます。
そうした怖い症状を事前に防ぐために血行を良くすることは健康面にも様々なメリットがあります。
まず1つは、血行を良くすると睡眠の質が高まるという点です。
血液が体内をまんべんなく回ることにより1ヶ所に負担がかかることなく、体がリラックスした状態になり寝つきが良くなるというメカニズムです。
その他血行が良いと血が栄養を体のすみずみにまで届けてくれたり、基礎代謝を高めることによりお肌にも良い影響をもたらすなど数多くのメリットがあります。
では、血行を良くするためには具体的にどんな方法があるのでしょうか。
まず、体を冷やさないようにすることが基本です。体が冷えると血管の壁が固くなってしまい、血液中の脂肪分が凝固し血液がどろどろになってしまいます。
エアコンの温度に気を配ったり、足元を温かくするなどの対策をとりましょう。そのためには食べ物も重要です。
体を温める食品を多くとるようにし、体を冷やす食べ物を食べる時も火を通すなどの工夫をすると冷やす効果を軽減できます。
血行を良くするために効果的な運動は有酸素運動や筋トレなどです。
運動が苦手だという人にはストレッチやマッサージなどがおススメです。
身体を柔らかくしたり、血行が悪くなりやすい首や肩をマッサージすることは血流を改善させるのに有効です。
ストレスも血行を悪くする大きな要因の1つです。
交感神経が過剰に働くことは体を緊張させます。
こうなると血管も収縮してしまい、血行が悪くなります。
趣味や夢中になれることをしたりするのも良いですが、まずは生活習慣の改善をすることが良いでしょう。
朝食はしっかり食べる、ベッドに入ってからはスマートフォンなどを見ないようにする、などの良い生活習慣を身に付けることによりストレスを感じにくい体にすることが大事です。